「まもあんのバンコクライフ」 まもあん本舗Blog 

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第3章 バーンセーンへ家族旅行 1-5

 タイは2005年10月23日、24日と連休になります。
 この連休を利用して、ちょんぷーさんがバンコクに戻ってきました。
 そして、まもなくMAX君も田舎に戻ります。
 そこで、小旅行を決行!
 久々のプライベートな旅・・・


その1-決行-
 
 おばあちゃんの見舞いに専念しているちょんぷーさんが
 2005年10月22日戻ってきました。この日から、タイは3連休です。
 ちょんぷーさんのおにいさん夫婦の子供MAX君も学校が休みなので
 我が家にきていましたが、このところのぼくの多忙のため、
 ぼく自身が家にいることが少なく、
 なかなかこのブログでも話題にすることができませんでしたが、
 りんちーさんとなかよくやっているようです。
 そのりんちーさんともここしばらくは添い寝のみ。
 さて、ちょんぷーさんの運転の腕前はうまくなった(自己申告)
 とのこと、ならば・・・旅行だ!と急に乗り気になります。

 明けた10月23日土曜日、昼前あたりから、
 どこにいこうか・・・
 と気になりだすも、14時ね、
 と時間を決めただけで、目的地は????
 どうしよう・・・
 と、りんちーさんを見る。
 そう、まだりんちーさんに海を見せていない。

 海!

 パタヤは遠いか・・・・バーンセーンに行こう!
 そこで、急遽 13:30 ちょんぷーさんの運転で自宅を出発。
 りんちーさんように水やご飯もOK
 ぼくら用にビールとウィスキーももった。

 ああ、しばらくパソコンはできない環境に・・・
 (実際24時間ネットに向かえず)
 車はバンコクの東へ向かい始めました。

 モーターウェイを使わずに、バンナー経由の高速道路を利用。
 バーンセーンはだいたいバンコクとパタヤの中間、
 車で移動で1時間ほど。
 ちょんぷーさんの運転の車は東へ進みます。
 ちなみにちょんぷーさんもこちら方面の運転は始めて。
 そしてりんちーさんが車にのって長距離を体験するのもはじめて。
 りんちーさんは助手席のぼくにかかえられ、車の窓から流れる景色を、
 ときに、うおおおおん といいながら、
 はあはあといいながら、楽しんでいる様子です。 



その2-補給-
 
 ぼく自体、バーンセーンに行くのは初めてではありません。
 モーターウェイができてからバンコクとパタヤ(チョンブリー)の間は
 ずいぶんと便利になったけど、
 バンナーから高速道路を使ったり、ひたすら下の道路を使ったりは
 過去何度もあります。
 バーンセーンが目的地だったのも数度。
 でもそのときはワゴンやバスといった窓の景色にそう注意を払わなくても
 よい環境にいたりして。
 今回のように乗用車の助手席は、そうないこと。
 なので、標識などに目をやります。
 でも実際はかかえているりんちーさんの顔色をうかがっていたりして。
 なにせりんちーさん、車窓の景色に夢中なのはいいのですが、

 よだれが・・・

 なのでぼくはチッシュ係りとなっていたりして。
 高速道路を終え、ちょんぷーさんが、
 ガソリン!ガソリン!
 と踊り始めます。
 確かに目盛りがわずか。
 ところが高速道路を降りると反対側にガソリンスタンド多し。
 これはよーく考えると、その通り、
 高速道路に乗る前にガソリン気になるもの。
 ちょんぷーさんは勢いで乗ってしまったわけで、
 なので、ガソリンスタンドが目に入ると、

 うおおおお!

 と歓喜の声をあげていたりして。
 その間、冷静な後部座席・・・・・
 ガソリンスタンドにつくと、
 ちょんぷーさんはMAX君をお使いにだします。
 なんか買ってきて。
 そしてぼくにりんちーさん、の用を足すように指示。
 と言ってもりんちーさんを外に出しても、
 トイレの反応なし。
 かえってガソリンスタンドの犬達に
 わん、わわん と言っています。

 こら・・・喧嘩するんじゃない。

 でもガソリンスタンドの犬達もよそ者を気にする気はないようで、
 1匹子犬が代表して、20メートル先から
 わわわん わわん
 と言っているのみ。
 さて、ガソリンも入ったようです。
 全員乗り込みます。
 MAX君はなにかを食べています。
 ぼくとちょんぷーさん、目が合います。

 あの・・・みんなになにか買ってこないの?

 ・・・

 ・・・説明不足でした。

 ・・・

 そして、ちょんぷーさんが言います。
 高いのよ、ガソリン。
 満タンで1000バーツ近く。
 ・・・高いね、意外と・・・・
 こうして、車もお腹一杯になったところで、
 バーンセーンに向けて再度出発するのでした。


その3 -初対面-

 ガソリンスタンドを出て、りんちーさんの車窓ツアーは続きます。
 しばらくすると、
 こちらがバーンセーン
 と標識があり。
 右へ曲がります。
 んんんん・・・
 なんか違う感じ。
 でも海が見え、車道脇には海産物のお土産屋が、
 そして反対車線は大渋滞。
 今、帰るんだ・・・
 そりゃそうだ、
 今ごろいく人は少ないでしょう。
 今思えばそこは Ban Ang Slla というエリアのようで。
 でもなんとなく見慣れた風景が・・・
 ああ・・・来たことがある・・・
 そして、道を通ると、 
 ああ・・・やっぱり来た・・・
 以前、ちょんぷーさんと来た場所。
 そして、ぼくの母親と妹と一緒に来た場所。
 海鮮レストラン。

 そして、サル!!!

 ここには猿がたくさんいるんです。
 着きました、海鮮レストラン。
 ちょんぷーさんはおなかがすいていたようです。
 手前で車を止めます。
 りんちーさんをつれだし、外へ。

 んんん?

 路肩のおばさん(ものを売っています)がなにやら・・・
 あぶないから?
 犬は抱いた方がいい?
 抱く?
 なにが?
 訳もわからないまま、りんちーさんを抱きます。
 改めて思う。
 りんちーさん、重い・・・
 重い・・・
 200メートルぐらい歩き、海鮮レストランへ。
 そこではた!
 犬、大丈夫?
 ちょんぷーさんが尋ねます。
 ・・・
 大丈夫なそうな。
 なんと心広きレストラン。
 こうして、レストランに入った一行。
 そこは海へ張り出した、
 実際、床の板の隙間から海が見えています、
 場所。
 我がりんちーさん、海と初対面でした。


その4-比較-

 海鮮レストランにりんちーさんをだっこして入ると・・・
「ああ、なつかしいね・・・」
 とちょんぷーさんと懐かしがる。ここにぼくの母親と妹も来たもんだ。
 そのときは確か平日の昼。
 今は、休日の昼下がり。
 すんごい大混雑。
 こりゃ繁盛していますわ。
 でも空きができたので、そこに座ります。
 ぼくはりんちーさんを抱えたまま、
 こりゃ、どうも失礼
 と、りんちーさんの右手で、
 へへへ、すみませんねえ・・・
 なんて江戸調の雰囲気で通路を通ります。
 そばにいた子供とりんちーさんの視線があったようですが、
 りんちーさんは、
 失礼って言っているでしょ、
 とメンチをきったのか、子供はしゅしゅんとしていたり。
 すみませんね。
 でも、こういう外で大人数に囲まれたときにりんちーさんは
 「借りてきた犬」のよう。
 わんわわんと声もあげずに席につきます。
 (ぼくが席につき、りんちーさんを抱えていたのですが)

 さて、ちょんぷーさんらがメニューと睨めっこしている最中に、
 海がよく見える場所にりんちーさんを連れて行きます。
 迷惑にならないようなので、
 (皆、心広いなあ)
 歩かせて、バルコニー調のでっぱった処に。
 りんちーさん、下を覗き込みます。
 海、海、海。
 りんちーさん、これは「洪水」じゃないんだよ・・・
 なにせ、りんちーさんは先の我が家の洪水騒動で、
 2階のぼくの書斎のベランダから下を覗き込んでいます。
 同じシチュエーション。 
 でも水の透明感は違います。
 なかなかきれいな海じゃない。
 でも「海」を知らないりんちーさんは、
 感動をとくに表そうともせずに、静観に海を見つめるのでした。
 多分、ここの水はにごっていないな・・・と思っていたかもしれません。


その5-注文-

 さて、画像を入れました。
 
りんちーさんとうみ


 間近で見たら、きれいに見えましたが、
 こうして写真を見ると、そうでもないでしょうか。
 なんか浮いていますし。
 海を始めてみるりんちーさんの精悍&静観なお顔。
 さて、その背後には実は
 小猿 中猿 大猿 
 がいたりして。
 レストランの脇の歩道に猿たちが山から降りてきてえさを求めています。
 猿とりんちーさんの間には海があるから、
 りんちーさんもお構いなしのようです。
 でも接近戦になったらそうもいかないでしょう。
 ちょんぷーさんの注文は終ったようです。
 でも、結論から言うと、
 ここのレストランのサービスはいい人もおり、
 そうでもない人もいる・・・というのがちょんぷーさんの評価。
 このとき、イカを頼んでおきながら、最後まで来ることなく。
 注文時には切れていて、入荷をまっていたようです。
 最初から言えば待つこともないのに。
 その気持ちの切り替えが追いついていなかったよう。
 昼下がりに寄った我々もなんですが・・・
 大混雑の後半には素材にも選択の機会が限られていたようで・・・
 マナオ味のスープ煮とにんにく揚げに頼んだ魚に手ごろなのがなく、
 大きな魚を半分にして2つに調理。
 この魚代だけで800バーツだったそうな。

 ・・・高い・・・

 ほか数品。
 そんな一先ず落ち着いた空気の中、
 りんちーさんめがけてチャレンジャー乱入。


 (続く)



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